熊本地震の発生をきっかけに活断層の活動度や発生する地震の想定規模の資料を表面的にですが見ました。
そこで、活断層による評価はもっぱら地質学的根拠による過去の活動履歴と活断層の延長などによって判断されていることがわかりました。
測地的な歪みのデータは全く考慮されておらず、明らかに欠陥があります。
地球規模で見るとプレートの沈み込みによる、地震と火山の分布地域がほぼ一致することは良く知られています。
もっと詳細に見ると火山が分布する地域の近傍にはかならず活断層が分布しています。
むしろ、歪みによる破壊の現れ方に活断層と火山があるような気がします。
つまり、破壊した場所は、あると所では火山が噴出し、ある所では活断層となるのではないでしょうか。
今回の熊本地震は、明らかに、阿蘇山の新しい噴出物に覆われて活断層が隠れてしまっていると見られるころでも地震が発生しており、また、阿蘇山やくじゅう連山は活断層の延長上にあり、かつ、震源とはなっていません。
研究者からも提言があったようです。
発生確率推定見直しを 活断層区分の再考も必要 熊本地震、研究者が提言
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/247602
西日本新聞web版2016年5月26日
そこで、活断層による評価はもっぱら地質学的根拠による過去の活動履歴と活断層の延長などによって判断されていることがわかりました。
測地的な歪みのデータは全く考慮されておらず、明らかに欠陥があります。
地球規模で見るとプレートの沈み込みによる、地震と火山の分布地域がほぼ一致することは良く知られています。
もっと詳細に見ると火山が分布する地域の近傍にはかならず活断層が分布しています。
むしろ、歪みによる破壊の現れ方に活断層と火山があるような気がします。
つまり、破壊した場所は、あると所では火山が噴出し、ある所では活断層となるのではないでしょうか。
今回の熊本地震は、明らかに、阿蘇山の新しい噴出物に覆われて活断層が隠れてしまっていると見られるころでも地震が発生しており、また、阿蘇山やくじゅう連山は活断層の延長上にあり、かつ、震源とはなっていません。
研究者からも提言があったようです。
発生確率推定見直しを 活断層区分の再考も必要 熊本地震、研究者が提言
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/247602
西日本新聞web版2016年5月26日