自営の地質調査技術者 渡邊良夫 yupauta2013@gmail.com http://www.egeo-jp.com/ https://www.facebook.com/yoshio.watanabe.1272 https://www.youtube.com/channel/UCl8RTBofvJNU7NyZmR2zwAw
ロイターweb版より無断転載
-----------
高濃度ストロンチウム90測定値、東電の公表は5カ月遅れ
2014年 02月 13日 16:00 JST

2月13日、東京電力が、福島第1原発で1リットル当たり500万ベクレルもの高濃度の放射性物質ストロンチウム90が含まれるとの分析結果を得ていたにもかかわらず、公表が約5か月遅れていたことが分かった。写真は東電のロゴ。都内で2012年7月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)
1 of 1[Full Size]
トップニュース
五輪=羽生を金に導いた「鋼の意志」と被災者への思い
五輪=男子フィギュアのチャン、「銀2個は金メダルに匹敵」
ベルリン映画祭で黒木華が最優秀女優賞、「小さいおうち」に出演
インタビュー:法人実効税率下げに意欲、金融政策は日銀に任せる=官房長官

[東京 13日 ロイター] -東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)が、福島第1原発の海側にある観測井戸から昨年7月5日に採取した地下水から、1リットル当たり500万ベクレルもの高濃度の放射性物質ストロンチウム90が含まれるとの分析結果を9月12日に得たにもかかわらず、公表が約5か月遅れていたことが分かった。

同社は、500万ベクレルの分析結果を今月6日に公表していたが、その結果を得ていたのは昨年9月12日だったと今月12日になって公表した。結果の把握から、実際の公表まで5カ月間、沈黙を守っていたことになる。ストロンチウム90の国の海への放出基準値は、1リットル当たり30ベクレル。

東電広報担当者によると、昨年7月24日の段階で、ストロンチウム90の値が全ベータの数値を上回っているサンプルがあることに気づいた。ストロンチウム90の数値は全ベータの内数のため、数値の逆転はありえず、測定に何らかの誤りがあるとして、その原因が判明するまではストロンチウム90の数値は公表を見送ったと、同社は説明する。

その後、測定機器の設定など問題点の洗い出しや、より高性能な機器への入れ替えにより、数値の信頼性が得られたとして、数値の公表に至ったという。

一方、原子力規制庁の金城慎司・福島第1原発事故対策室長は、ロイターの取材に対し「昨年9月12日時点で、このような数値が出たことの報告は受けていない。昨年11月から規制庁は何度もストロンチウム90のデータを出すよう要求している」などと述べた。

分析結果を得てから公表が約5カ月間も遅れたことについて同広報担当者は「昨年夏以降、タンクからの汚染水の漏えいなど検査箇所がどんどん増え、調査のための要員が不足したことで、時間がかかった」と述べた。

(浜田健太郎 斉藤真理)
プロフィール

渡邊良夫_Yoshio Watanabe

自営の地質調査技術者
屋号:いいじお
神奈川県川崎市
Engineer on Geology
Kawasaki city Kanagawa Japan
yupauta2013@gmail.com

メッセージ

名前
メール
本文
ギャラリー
  • 雷電岬のDyke
  • 雷電岬のDyke
  • 能登半島地震の被災状況、輪島市門前町の斜面災害の状況
  • 能登半島地震の被災状況、輪島市門前町の斜面災害の状況
  • 能登半島地震の被災状況、輪島市門前町の斜面災害の状況
  • 能登半島地震の被災状況、輪島市門前町の斜面災害の状況
  • 能登半島地震の被災状況、輪島市門前町の斜面災害の状況
  • 能登半島地震の被災状況、輪島市門前町の斜面災害の状況
  • 能登半島地震の被災状況、輪島市門前町の斜面災害の状況
記事検索
最新記事
カテゴリー
アーカイブ