「東北日本の山間河川沿いには、気候変化に起因する堆積段丘が多数知られている。堆積時期は最終氷期の寒冷・乾燥期にあたる。(山地の地形工学P62)」とあります。
工事凍結となった静内中札内線という、日高山脈を横断する道路の調査にかかわっていた時に、標高2000m近く、険しい稜線から5km程度しか離れていない河床幅も100mに満たないV字谷で、玉石層の層厚50mもある箇所に出くわしました。しかも、埋積された側方斜面は今よりも険しい。
現在、砂防ダムが多数設置されていて環境も変わっており、時期的に最終氷期のものかはわかりせんが(たぶんそうなんでしょうが証拠はない)、印象的な事例でした。
また、地図には現在の河床から比高150mのところにはっきりした河成段丘が見えます。
1.日高山脈の札内川上流の平面図
2.飛騨山脈の札内川上流の鳥瞰図(東側から)
3.稜線から川を見下ろす
4.片麻岩やミグマタイトなどの玉石がぎっしりの河原の様子
工事凍結となった静内中札内線という、日高山脈を横断する道路の調査にかかわっていた時に、標高2000m近く、険しい稜線から5km程度しか離れていない河床幅も100mに満たないV字谷で、玉石層の層厚50mもある箇所に出くわしました。しかも、埋積された側方斜面は今よりも険しい。
現在、砂防ダムが多数設置されていて環境も変わっており、時期的に最終氷期のものかはわかりせんが(たぶんそうなんでしょうが証拠はない)、印象的な事例でした。
また、地図には現在の河床から比高150mのところにはっきりした河成段丘が見えます。
1.日高山脈の札内川上流の平面図
2.飛騨山脈の札内川上流の鳥瞰図(東側から)
3.稜線から川を見下ろす
4.片麻岩やミグマタイトなどの玉石がぎっしりの河原の様子