勉強不足で知りませんでした、スロー地震というのが近年発見されてきたそうです。
1995年の阪神淡路大震災を契機として全国に設置された、防災科学研究所の高感度地震観測網Hi-netによって、いままでノイズにまぎれていた、プレート沿いの低周波微動、および、併設されている高感度加速度計(傾斜計)にってスロースリップの発生が発見されたそうです。
大きく分けて、巨大地震発生域より深部で起こるものとそれより浅くて海溝寄りの付加体で起こるものがあります。
巨大地震発生域より深部でこのようなだらだらと滑るようなプレートの動きが生ずる理由は、プレート内で脱水した流体の影響で摩擦抵抗が小さくなっているためと考えられているようです。以前に間隙水圧について書いたときに、地すべりから付加体のスラストまで間隙水圧のはなしが、と、ちょっと驚きを感じたものでしたが、もっと深いところまでも間隙水圧の影響でしょうか。
東海から四国の地下にかけて伸びていています。
また付加体内部で起こるものはまさにスラストの形成過程で生ずるものだろうとのことです。
防災科学研究所の資料
http://www.bosai.go.jp/news/061201tyotei.pdf
東京大学井出講師
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/info/press/press-2007-03.html
1995年の阪神淡路大震災を契機として全国に設置された、防災科学研究所の高感度地震観測網Hi-netによって、いままでノイズにまぎれていた、プレート沿いの低周波微動、および、併設されている高感度加速度計(傾斜計)にってスロースリップの発生が発見されたそうです。
大きく分けて、巨大地震発生域より深部で起こるものとそれより浅くて海溝寄りの付加体で起こるものがあります。
巨大地震発生域より深部でこのようなだらだらと滑るようなプレートの動きが生ずる理由は、プレート内で脱水した流体の影響で摩擦抵抗が小さくなっているためと考えられているようです。以前に間隙水圧について書いたときに、地すべりから付加体のスラストまで間隙水圧のはなしが、と、ちょっと驚きを感じたものでしたが、もっと深いところまでも間隙水圧の影響でしょうか。
東海から四国の地下にかけて伸びていています。
また付加体内部で起こるものはまさにスラストの形成過程で生ずるものだろうとのことです。
防災科学研究所の資料
http://www.bosai.go.jp/news/061201tyotei.pdf
東京大学井出講師
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/info/press/press-2007-03.html