カテゴリ: 地形地質

イメージ 1

イメージ 2

先日、最終間氷期勉強会の巡検で当別断層を見学してきた。
10mメッシュマップで見えないかと思ったが、やはりデータが荒すぎで見えない。
でも代わりに大雪山旭岳の溶岩堤防がくっきり見えることがわかった。
存在すら知らなかったのだが、人目でそれとわかる明瞭さ。日本でも他にあまりないのでは。
場所は忠別ダム上流の清水沢、旭岳温泉のひとつ北の沢。最上流部はその後の旭岳の噴出物で埋められているように見えてあまりはっきりしないが、配置からは旭岳かその裏の熊ヶ岳のように見える。
ネットで検索しても北海道教育大学旭川分校和田先生のコメントがあるくらいで写真もほとんど出てこない。
google map上の写真でもはっきりと。
http://goo.gl/maps/vBsQf

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

札幌市の南部、定山渓に向かう道中に、ノコギリ上の岩盤の頂を持つ小さな山があります。
いろんな向きから撮影してみました。
ノコギリ上の峰は石英安山岩、周囲は安山岩からできていて、石英安山岩は400万年、670万年前に貫入したとのデータが得られているそうです。

1.2.簾舞6条付近から
3.簾舞3条付近から
4~6.割板沢と国道230号線の合流点付近から
7.豊滝除雪ステーション付近から

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

6月に入ってから道内は以上に日照時間が少ないです。記録的だそうです。
昨日は最終間氷期勉強会に行きました。
北海道の沖積低地について権威のある方から有意義な話を聞くことができました。
ちょっと数字は自信がないのですが、沖積層の層厚は、後志利別川などの比較的小さな河川の下流で30~40m程度、石狩低地で50~60m程度。天塩川下流では80mあり、構造運動による沈降を考えなければならない。長沼の低地では沖積層が撓んでいる明らかに構造的沈降の確証がある、等等。

そこで思い当たるのが、現場で出くわした河川上流部での厚い玉石層の分布。
かつて、十勝の札内川上流では水源から数kmの上流で層厚50mものきれいに円磨された玉石層を見ています。また、層雲峡では銀河トンネル付近で20m近くの玉石層を見ました。

山間部では、山体崩壊等による河川の閉塞による異常な堆積がしばしば見られるのですが、両者ともそのようには見えないように思えます。
源流の日高山脈の稜線にはトッタベツカールなどで有名なカールが見られ、ウルム氷期たリス氷期の氷堆石が分布するそうですから、10数万年から遅くとも2万年の地形が残存している。山腹斜面は概してV字谷を形成していて、大きな山体崩壊による閉塞の痕跡は見られないと思います。現在の地形を見る限りでは、一度だけ現在よりも河川が下刻され、それがいまの形まで埋積されたように見えます。
はたして、2万年前の海水準低下による河川の下刻がこんな上流まで及んだのでしょうか?あるいは別の要因によるのか。(層雲峡では3万年前に形成された溶結凝灰岩の大地が石狩川によって300mも下刻されている)

後日少し説明できたらと思いつつ、札内川上流の景観と河川縦断図だけ示しておきます。
↓場所はこちら(GoogleMap)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&t=p&msid=110564630982226128097.00046cdc251ef233436b5&ll=42.644061,142.839432&spn=0.386891,0.846634&z=11

イメージ 1

イメージ 2

前回の投稿から2週間以上も経ってしまいました。
大雪山麓の層雲峡峡谷は、溶結凝灰岩の柱状節理や流星・銀河の滝、温泉郷などで有名ですが、崖錐斜面が見事に発達していることでも目を引きます。
崖錐斜面は日本中どこでも見られますが、崖錐堆積物の断面が見られるところはめったにありません。
層雲峡温泉郷の真向かいに崖錐堆積物の断面が観察できる斜面があります。
1.全景
2.中腹の崖錐堆積物の路頭

詳しくは下記のHPの層雲峡の崖錐斜面へどうぞ
http://www.egeo-jp.com/geosite/0903SounkyoTalus/0903SounkyoTalus.html

↓位置Goole Map
http://maps.google.com/maps/ms?oe=UTF-8&sourceid=ie7&ie=UTF8&hl=ja&msa=0&ll=43.726948,142.95908&spn=0.04931,0.11158&t=p&z=14&msid=112599304841215285297.000469679afd26e2df114

↑このページのトップヘ