祖母、今田寛子のものと思われる、丸壺矢立、ビーズのバッグ、丸メガネがある。
一緒に入っていたキリストへの誓いの言葉が記された扇子に(祖母はカトリック)、大正八年七月十八日とあるので大正時代のものか。
丸壺矢立は鞘上の部分に筆を丸壺に墨をそ染みさせた綿を入れた携帯用の筆記用具で、インクペンが普及する前に普及していた日本の道具だそう。
↓参考(旅心ブログ)
http://travelersmind.eshizuoka.jp/e564310.html
いっしょにあった和服の外国人女性の写真は、祖母が通った北星女学校のアメリカ人宣教師エリザベス・M・エバンス先生と思われる。
祖母は19世紀末の生まれと思われ(1977年に80歳で他界したと記憶しているが正確ではない)1909年から1913年頃に在校、エリザベス・M・エバンス先生は1911年(明治44年)北星女学校に着任し、戦時中を除き戦後も戻って北星女子短大の開校に尽力し初代校長となっているので時代も一致する。
↓北星学園の歴代の宣教師(エバンス宣教師の写真あり)
http://www.hokusei.ac.jp/houjin/archives/generations.html#_02
↓北星学園の沿革
http://soper.kirisutokyo.jp/pdf/HokuseiGakuen.pdf
http://bgettings.com/e-history/tutorial.php?id=857