どういう方法で対処して行くのか注目です。
以下新聞記事からの引用です。
「M7級半数見落としの恐れ 地表頼りの地震推測は限界
2007年10月23日 20時43分
マグニチュード(M)7クラスの大地震でも地下の断層のずれが地表に現れないことがあり、地表での調査を基に将来の地震を推定する現在の評価方法では、危険な活断層を見落とす恐れが大きいとの分析を、産業技術総合研究所の遠田晋次研究チーム長(地震地質学)がまとめた。地表の断層だけではM6・5以上の6回に5回、M7・0以上では2回に1回の割合で、見落とす恐れがあるという。
仙台市で開かれる日本地震学会で25日発表する。政府の地震調査委員会もこうした問題を重視、分科会を設け、新たな評価法の検討に着手した。
ずれが地表に現れないのは、震源断層の上の地層が軟らかくてたわみ、地面が波打ったような「活褶曲」になることなどが考えられるという。
遠田チーム長は、気象庁の公式記録がある1923年から今年3月までに、内陸の浅い所で起きたM6・5以上の30回の直下型地震に着目。地表に断層が露出しているかどうかなどを調べた。
その結果、地下の震源断層のずれに見合った規模で地表に断層が生じていたのは5回(17%)だけ。M7・0以上でも9回のうち4回(44%)にとどまった。
(共同)」
以下新聞記事からの引用です。
「M7級半数見落としの恐れ 地表頼りの地震推測は限界
2007年10月23日 20時43分
マグニチュード(M)7クラスの大地震でも地下の断層のずれが地表に現れないことがあり、地表での調査を基に将来の地震を推定する現在の評価方法では、危険な活断層を見落とす恐れが大きいとの分析を、産業技術総合研究所の遠田晋次研究チーム長(地震地質学)がまとめた。地表の断層だけではM6・5以上の6回に5回、M7・0以上では2回に1回の割合で、見落とす恐れがあるという。
仙台市で開かれる日本地震学会で25日発表する。政府の地震調査委員会もこうした問題を重視、分科会を設け、新たな評価法の検討に着手した。
ずれが地表に現れないのは、震源断層の上の地層が軟らかくてたわみ、地面が波打ったような「活褶曲」になることなどが考えられるという。
遠田チーム長は、気象庁の公式記録がある1923年から今年3月までに、内陸の浅い所で起きたM6・5以上の30回の直下型地震に着目。地表に断層が露出しているかどうかなどを調べた。
その結果、地下の震源断層のずれに見合った規模で地表に断層が生じていたのは5回(17%)だけ。M7・0以上でも9回のうち4回(44%)にとどまった。
(共同)」