2011年05月

不謹慎かもしれないが


1.がんばれ!ではがんばれない
いまさらですが...。
本当に参っている時に、がんばれ、ではがんばれません。むしろ逆効果で絶望してしまうことも。
必要なのは、なぐさめ...言葉でも音楽でもなんでも



2.年寄りばかり
テレビで報道される、津波被災地、原発汚染地域の現状を伝える番組。
なぜか老人ばかりが出てくる....。
過疎地で若者が少ないかもしれない、忙しくて番組制作に付き合っている余裕がない、と割り引いて考えても....彼らはもう年金生活できる人たち...
本当に困っている若者、まだ子供も小さい若い~中堅の一家のことはどうしたの?
こういう事象を目にすると、本当に若者を見捨てた国だと思います。近い将来必ず世代戦争が起こります、いやもう起きている、選挙に行かないのも、年金を払わないのも彼らの反逆。私らは間違いなく若者に捨てられる(生きるために捨てざるを得ない)と思っています。



3.東電の幹部は50%減でも年収3600万
でも事故原発で作業に当たってる作業員は、下請け、アルバイトで薄給(中にはだまされてつれてこられた者も)。食住環境もマスコミにさらされてしぶしぶ改善されるありさま。被爆管理もまともにされていない。

会長の年収7200万が高いかどうか(私は能力のある人がちゃんと仕事をすればたくさんもらって当然との立場です)、海江田大臣に言う資格があるかどうかは別として、
税金がつぎ込まれんとしているこの時期に、まだ自分のお金の心配をしている人たち(もう年金生活できるひとたちでしょ?)、ソフトバンクの孫氏が(お金持ちとは言え)100億円と引退するまでソフトバンクグループ代表として受け取る報酬の全額を寄付することを表明したことと対照的。

東電報酬、半減でも3600万円 経産相が削減要請
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051401000278.html
怒られてもっと減らすそうです......小学生レベルですね(...あっ、小学生に失礼)

原発事故に対する東電、政府の評価は、原始h炉の破損状態、工程表といい、常に過小評価。
理由は自分と組織の保身しかない。
人命にかかわる事故の場合は少なくとも想定される最も確からしい真ん中を採用すべき。


1号機は「メルトダウン」…底部の穴から漏水
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T01114.htm

1号機建屋たまり水3千トン 冠水計画、事実上断念
http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY201105140387.html

社説:メルトダウン 収束への楽観論は禁物
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110514k0000m070153000c.html

原発:安全基盤機構の報告書生きず…電源長期喪失への対策
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110419k0000m040134000c.html

福島第1原発:収束工程表見直しへ 細野補佐官が謝罪
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110514k0000m040075000c.html

http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011050801000622.html

ぞろぞろ出てきました、いかさまな実態が。

大前研一氏はお金を稼ぐのが上手すぎて(妬みから)あまり好きでなかったのですが、今回の原発事故に関して積極的に発言をされていたため、検索にたくさんかかってきたので、興味を持って多くの動画を見ました。
しがらみのない方なので言いたいほうだい。勉強になります。下手なお笑いより笑えます。そして悲しくなります。

大前研一が東電の隠蔽体質を指摘
http://www.youtube.com/watch?v=p_P7iRXFXhI&feature=related

日本の資産600兆円は砂上の楼閣 BY 大前研一
http://www.youtube.com/watch?v=ePLo1sp5Dpg&feature=related

日本経済メルトダウンの危機!大前研一 家計と個人消費の現状
http://www.youtube.com/watch?v=vDtbsQXrqAE

BBT on DVD 大前研一ライブ 誕生秘話
http://www.youtube.com/watch?v=ucUPqYwgKgg

福島原発 政府、東電の対応と東北再生のシナリオ(大前研一ライブ)
http://www.youtube.com/watch?v=0Igl8bSdBKs

↓日経Web版より
http://www.nikkei.com/news/category/related-article/g=96958A9C93819481E2E4E2E1878DE2E4E2E7E0E2E3E39F9FEAE2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000

中部電力結論持ち越し
↓日経Web版より
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E2E5E2E3998DE2E5E2E7E0E2E3E39F9FEAE2E2E2

今回の原発事故で、はっきりと現れた、東電と学会、マスコミ、官庁の関係。
2009年の応用地質学会誌の巻頭言、東京大学の六川教授の危惧が現実になりました。
そのまま引用掲載します。

応用地質,第50巻,第4号,201頁,2009

「研究」と「研究事業」の狭間で

社団法人物理探査学会会長
東京大学大学院工学系研究科教授
六川修一
巻頭言の原稿執筆時は,折しも衆議院議員選挙の真っ最中である.本文が皆様の目に触れる頃には,政権の
行く末が決まり,新政権が科学技術に重点を置いた政策を行ってくれることを願っている.
さてこの数箇月,政府系の研究公募案内が毎日のようにメールで送付されてきている.一説には,政権を失
うかもしれない自民党の「焦土作戦」の一環とも言われている.これらは,額が小さいものでも数千万円,大
きなものでは数十億円の一般公募である.たかだか数百万円程度の科学研究費補助金や民間助成金で慎ましく
研究活動を行っている普通の大学人には目の玉が飛び出るような高額である.ここで挙げた一連の研究公募は,
そのほとんどが重点分野を促進するための研究事業であり,国家としての戦略的投資である.
長年,零細企業の親父のようにわずかながらの研究費の工面に四苦八苦してきた立場からすれば,たいへん
ありがたい施策のようにも映るが,反面,たいへん心配でもある.実は「研究事業」とは「研究」が形容詞で
あり「事業」がその主体である.r研究」とは失敗するのが当たり前で,それを糧にしてまた明日をめざす趣
味に近い類いのものであるが,「事業」とは綿密に計画され,必ず成功し一定の成果を出さねばならない実務
なのである.つまり,事業は研究の本質とは正反対の性質を持つ活動であり,大学人のような研究者が最も苦
手とするものである.このようなうがった見方は偏向しているという意見もあることは重々承知しているが,
なぜ,この例を持ち出さざるを得なかったかと言えば,この種の事業の乱発は,大学人にとって麻薬のような
ものであると思えて仕方がないからである.
研究事業では,提案した内容に沿って着実に成果を出すことになっている.このため,実務に携わる割合の
高い若い研究者が重圧を感じっっ,所定の成果を出さねばならない.研究公募では,何とか採択されるように
応募時に得られる成果をオーバーコミットしがちであるため,必死にっじつまを合わさざるを得なくなる.こ
こに,忌まわしい研究の掟破りの芽が生じてくる.
一方,「研究事業」を提案した側,一般に各省庁の役人ということになるが,こちらも官僚の習い性として
事業は必ず成功しなければならないものとされている.したがって,事業の事後評価では,成果にやや難があ
る事業でも局所的成果を必要以上に大きく見せて,事業全体が成功したシナリオに導く.つまり,r灰色」は
じっと見つめると「白」に見えてくるというわけである.こうなるまで事後評価は続けられる.
かってのノーベル賞の端緒を見れば,その大部分は引き出しの下の研究,すなわち,「事業」ではなく,好
きで好きで仕方がないのに許可してもらえないのでこっそりやったものである.高温超伝導などはその顕著な
一例である.
以上,私の偏見の入った話を書いたのは,皆さんに研究の本質を理解していただきたいと思ったからである.
私は,基礎に近い研究の9割,応用研究でも6割は失敗して当たり前であると考えている.しかし,この失敗
とは,次の成功に向けての確実な糧となるものであることは保証できる.これが私が考える研究の健全な姿で
あり,研究の成果とは,失敗の歴史を論理的に記述し,まとめたものであると言っても過言ではない.
現在,大学や研究所において研究者,とりわけ若手の研究者が苦しんでいる.ポスドク,任期付採用の繰り
返しで落ち着いて研究する環境が得にくくなっているうえに,上述した「研究事業」でのオーバーコミットメ
ントに苛まれている.東京大学の例では,将来を嘱望された研究志望の学生が颯爽と研究に邁進し,結婚して
子供もできたが,30半ばで任期が切れ,それが奥さんの実家に知られるのがいやで,本郷地籍(東京大学の所
在地)にある会社で非正規として働いているという泣くに泣けない話まで聞こえてくる.
地球や自然を相手にする科学・技術では,網羅性を担保することが困難でかつ検証不可能な事例も多く,断
定的な成果を得ることは難しい.研究とは,想定したようにはならないから「研究」なのである.このことを
是非皆さんに理解していただきたいという思いが募る今日この頃である.

今回の原発事故で、はっきりと現れた、東電と学会、マスコミ、官庁の関係。
2009年の応用地質学会誌の巻頭言、東京大学の六川教授の危惧が現実になりました。
そのまま引用掲載します。

応用地質,第50巻,第4号,201頁,2009

「研究」と「研究事業」の狭間で

社団法人物理探査学会会長
東京大学大学院工学系研究科教授
六川修一
巻頭言の原稿執筆時は,折しも衆議院議員選挙の真っ最中である.本文が皆様の目に触れる頃には,政権の
行く末が決まり,新政権が科学技術に重点を置いた政策を行ってくれることを願っている.
さてこの数箇月,政府系の研究公募案内が毎日のようにメールで送付されてきている.一説には,政権を失
うかもしれない自民党の「焦土作戦」の一環とも言われている.これらは,額が小さいものでも数千万円,大
きなものでは数十億円の一般公募である.たかだか数百万円程度の科学研究費補助金や民間助成金で慎ましく
研究活動を行っている普通の大学人には目の玉が飛び出るような高額である.ここで挙げた一連の研究公募は,
そのほとんどが重点分野を促進するための研究事業であり,国家としての戦略的投資である.
長年,零細企業の親父のようにわずかながらの研究費の工面に四苦八苦してきた立場からすれば,たいへん
ありがたい施策のようにも映るが,反面,たいへん心配でもある.実は「研究事業」とは「研究」が形容詞で
あり「事業」がその主体である.r研究」とは失敗するのが当たり前で,それを糧にしてまた明日をめざす趣
味に近い類いのものであるが,「事業」とは綿密に計画され,必ず成功し一定の成果を出さねばならない実務
なのである.つまり,事業は研究の本質とは正反対の性質を持つ活動であり,大学人のような研究者が最も苦
手とするものである.このようなうがった見方は偏向しているという意見もあることは重々承知しているが,
なぜ,この例を持ち出さざるを得なかったかと言えば,この種の事業の乱発は,大学人にとって麻薬のような
ものであると思えて仕方がないからである.
研究事業では,提案した内容に沿って着実に成果を出すことになっている.このため,実務に携わる割合の
高い若い研究者が重圧を感じっっ,所定の成果を出さねばならない.研究公募では,何とか採択されるように
応募時に得られる成果をオーバーコミットしがちであるため,必死にっじつまを合わさざるを得なくなる.こ
こに,忌まわしい研究の掟破りの芽が生じてくる.
一方,「研究事業」を提案した側,一般に各省庁の役人ということになるが,こちらも官僚の習い性として
事業は必ず成功しなければならないものとされている.したがって,事業の事後評価では,成果にやや難があ
る事業でも局所的成果を必要以上に大きく見せて,事業全体が成功したシナリオに導く.つまり,r灰色」は
じっと見つめると「白」に見えてくるというわけである.こうなるまで事後評価は続けられる.
かってのノーベル賞の端緒を見れば,その大部分は引き出しの下の研究,すなわち,「事業」ではなく,好
きで好きで仕方がないのに許可してもらえないのでこっそりやったものである.高温超伝導などはその顕著な
一例である.
以上,私の偏見の入った話を書いたのは,皆さんに研究の本質を理解していただきたいと思ったからである.
私は,基礎に近い研究の9割,応用研究でも6割は失敗して当たり前であると考えている.しかし,この失敗
とは,次の成功に向けての確実な糧となるものであることは保証できる.これが私が考える研究の健全な姿で
あり,研究の成果とは,失敗の歴史を論理的に記述し,まとめたものであると言っても過言ではない.
現在,大学や研究所において研究者,とりわけ若手の研究者が苦しんでいる.ポスドク,任期付採用の繰り
返しで落ち着いて研究する環境が得にくくなっているうえに,上述した「研究事業」でのオーバーコミットメ
ントに苛まれている.東京大学の例では,将来を嘱望された研究志望の学生が颯爽と研究に邁進し,結婚して
子供もできたが,30半ばで任期が切れ,それが奥さんの実家に知られるのがいやで,本郷地籍(東京大学の所
在地)にある会社で非正規として働いているという泣くに泣けない話まで聞こえてくる.
地球や自然を相手にする科学・技術では,網羅性を担保することが困難でかつ検証不可能な事例も多く,断
定的な成果を得ることは難しい.研究とは,想定したようにはならないから「研究」なのである.このことを
是非皆さんに理解していただきたいという思いが募る今日この頃である.

http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011050201000194.html

学校放射線基準は「安全でない」 ノーベル賞受賞の米医師団

 福島第1原発事故で政府が、福島県内の小中学校などの屋外活動制限の可否に関する放射線量の基準を、年間20ミリシーベルトを目安として設定したことに対し、米国の民間組織「社会的責任のための医師の会(PSR、本部ワシントン)」が2日までに「子供の発がんリスクを高めるもので、このレベルの被ばくを安全とみなすことはできない」との声明を発表した。

 PSRは1985年にノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」の米国内組織。

 声明は、米科学アカデミーの研究報告書を基に「放射線に安全なレベルはなく、子供や胎児はさらに影響を受けやすい」と指摘。「年間20ミリシーベルトは、子供の発がんリスクを200人に1人増加させ、このレベルでの被ばくが2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人となる」として「子供への放射線許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げたのは不当なことだ」と批判した。
2011/05/02 09:45 【共同通信】

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