2011年04月

小佐古東大大学院教授辞任

http://www.asahi.com/politics/update/0429/TKY201104290314.html


以下、2011年4月29日22時48分朝日新聞Web版紙面からの引用

小佐古氏は会見に先立って首相官邸を訪ね、今月30日付の辞表を提出した。

 会見では特に、小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を強く批判。「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と訴えた。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」とも述べた。

 また、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)による放射性物質の拡散予測が4月下旬までに2回しか公表されなかったことも批判。「今のやり方は、東京で数字をぼっと決めてやっている」と指摘し、政権の対応について「私がやってきたことからは外れているので、これ以上とどまっている理由はあまりない」と語った。

 小佐古氏は放射線安全学などが専門で、東日本大震災発生後の3月16日、原発事故の助言を政権に求められて参与に就任した。菅直人首相は小佐古氏ら計6人の原子力専門家らを次々に内閣官房参与に任命した。

原発】防護服のまま眠る 依然過酷な作業員
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210420002.html

東電の姿勢、記憶にとどめましょう。
炉心の状態が確認できないが、決して溶融していないと断定して申し上げているわけではない
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042001001244.html

今回と同規模の津波は過去に起きていたと話題になった、西暦869年貞観津波のサイトを集めてみました。
ところで今、井沢元彦「逆説の日本史、古代言霊編」を読んでいるのですが、こんな記述がありました。
日本には古代より言霊信仰があり、それは言葉を発すればそれが現実になるという信仰で、現代人にも受け継がれているとう著者の主張で、私もその通りだとおもいます。
貞観年間(859~877年)に次のような記録があるそうです。

「宮中で神楽の折に「磯良が崎」という歌を歌った。
  磯良が崎に鯛釣る海人の我妹子がためと鯛釣る海人の....
と言う歌だが、これを歌ったら、変事があったので、それ以後この歌は停止されたという。どういう変事か書いていないが、想像は出来る。神楽に関係の深い海中の妖怪に「あずみのいそら(安曇の磯良。又は磯良丸などともいう)というのがいる。この変事というのは、おそらく、歌では伊勢の国の地名の「磯良が崎」であって、磯良とは関係がないのに、それを聞いた妖怪が、自分が呼ばれたと思って出現して来た、ということなのだろう(「日本の幽霊」池田{○←難しい字}三郎)著」

この変事とはまさに、貞観津波だったのではないでしょうか。


産総研の地質部門の研究成果の概要ページ
9ページ目に貞観津波の記事があります。
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0002220/024_02_11f.pdf

東北大学地震噴火予知研究観測センターに掲載の今泉俊文先生らのレポート
http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/download/h17-juten/3.2.2.pdf

東北大学の箕浦幸治先生のHPより「津波災害は繰り返す」
http://web.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi16/mm16-45.html


産総研の活断層古地震研究報告
http://unit.aist.go.jp/actfault-eq/seika/h19seika/pdf/03.satake.pdf


ブログ「白老の自然情報」さんより
貞観津波を原子力安全・保安院が無視 福島原発災害はは人災
http://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/f7d0798156cefeb25c5a1a3ac5f12fb8

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041801000775.html


SPEEDIは原発事故時の避難対策などに活用することになっているが、所管する原子力安全委員会が公表したのはわずか2枚だけ。

開発、運用には約128億円の予算が投じられたが“本番”でほとんど使われず、国の情報発信の姿勢や防災計画の実効性が問われそうだ。
文部科学省がSPEEDIの運用を委託する原子力安全技術センター(東京)によると、風向、降雨といった気象や放射性物質の放出量など、さまざまな仮定の条件に基づいた試算を繰り返している。ほかにも事故直後から1時間ごとに、その時点で放射性物質が1ベクレル放出されたと仮定して3時間後の拡散を予測。これまでに作成した拡散試算図は、2千枚以上になるという。


財団法人原子力安全技術センター
税金泥棒OBの巣窟でしょう。

http://www.nustec.or.jp/index.html

年収の49%は税金(補助金)です。
http://www.nustec.or.jp/data/data02.html
その3割は自分らの給料。

安全委は、試算図を公表しない理由について「放射性物質の放出量データが乏しい。試算図は実際の拡散状況と異なり、誤解を招きかねない」と説明してい
るそうですが、原子力安全技術センターは

航空機サーベイシステムというのを持っていると誇らしげに宣伝しています。
緊急時に大気中に放出された放射性物質の拡散範囲等を迅速に把握するため、航空機による空からのモニタリングが有効な手段なんだそうです。

http://www.nustec.or.jp/japan/survey_pamphlet.pdf

燃料切れなんでしょうかね.............すごいですね、よく恥ずかしくないですね。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11041702-j.html

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先週4月10日に隅田川に行ってきました。

これまでの書き込みから、いわゆる原発反対派の印象を受けるかもしれません。
しかし、少なくとも今回の事故までは原発反対ではありませんでした。

私は現実主義なので、現代社会が旧来の火力、水力発電でまかないきれない電力を使いことを良しとしている以上、より安全なエネルギーとが実用化されるまで、つなぎの発電として原発しかたないだろう、という考えでした。
しかし事故が起きるたびに明らかになった政府と電力会社の金勘定優先と人命軽視、その結果当然生ずる事実を伝えない隠蔽体質にはずっと怒りを覚えていました。

先日から紹介してきた中部大学の武田先生も原発反対ではありません。地震で壊れない原発をつくれ、といい続けてきたようです。
私の考えも同じです。

ただ、今回の事故で今の民主党政府が自民党政府以上に全体主義的で隠蔽体質であること、つまり国民の側に立っていないことがはっきりしました。
したがって、残念ながら、原発行政が良くなる期待はできないので判断して良いか保留です。

東大の外国人地震学者ロバートゲラー教授がが発言して話題になりました。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20609820110414

地震学者特に予知を目指している学者には敗北主義的で屈辱でしょうが、本当のところでしょう。
私は氏の発言は現時点で(将来は???私にはわかりません)、正しいと思います。
特に想定はできたという点。
津波堆積物の分布から今回の津波に近い規模のものが過去にあったということは、ここ10年くらいのこととですが、地震を専門とする研究者が地質学的手法を用いてすでに解明してきたことです。
つまり、今回の規模の津波と地震が起きることは、すでに想定できていたということです。
金勘定優先で、おれたちが生きてるうちは起きっこないよ、とそれを無視してきたということです。

泥臭い地質屋の端くれとしてちょっとうれしいです(ロバートゲレラー教授は地震をつかった地球内部構造の研究が専門だそうです)。

別に驚きもしませんが、これは政府がお墨付きを与えているわけだから、「政府は」と言い換えるべきでしょう。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041790070407.html

ここ2、3日、タイムリーに井沢元彦氏の「逆説の日本史、古代言霊編」を読んでいまして、そこに、この最悪の事態を考えない日本人の性質は古代からのものであることが書いてあります。

井沢氏によれば、日本人は古来、「過ち(あやまち)」を「けがれ」(たもの)とみなし、触れてはいけないものであり水に流すものである、と考えており、戦時中などにそれが顕著に現れたが、現在も日本人の心情や考え方はまったく変わっていないという。これが神道の「怨霊信仰」であり「言霊」であり「ケガレ」の思想だという。

だから、原発の計画にあたっても、最悪の事態については何も考えてこなかったのが実態のようです。
この点については武田先生がインタビューで明快に説明しています。


怨霊信仰に題材をとった少年漫画が今でも大流行です。悪霊退治の陰陽師や結界など今の子供たちもみんな知っています。

原発事故関係を検索していて偶然見つけたのですが、大田ジオリサーチさんが、公的に公開されているデータを用いて、福島原発周辺の、日放射線量と積算放射線量の変化とアニメーション平面図にしてYouTubeに公開しています。
http://www.youtube.com/user/ohtageoresearch

この図を見てわかることは、
1.公開されているデータは半径20km外だけである。
以下半径20kn外に限って言えば
2.大気中の放射線量は微減が見れれるがほとんど変化していないというべき。
3.海洋の汚染区域は大きく変動しており、減少はしていない。
4.測定点の密度が低すぎて十分な精度が得られていない。
5.特に海洋のデータは沿岸部のデータが1点しかない。



本来政府がやるべきことを、同業の1小企業がやっています。
政府や大学の関係機関に対して怒りを覚えます。
気象学者、原子力関係者、海洋学者ともろもろのその周辺人たちへ
「あなたたちは、自分の子や妻らに、自分たちの行為を説明できますか?、子供がくれるか妻に離婚される心配をしておいたほうがいいでしょう」



首相官邸のHPに「チェルノブイリ事故との比較」と題していいわけページが乗っています。
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html

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