2009年01月

のすべてが凝縮されたようなニュースだったので、思わず全部転記します↓


人事院が統合反対で会合出席拒否 甘利氏「あり得ない話」

 甘利明行政改革担当相は30日午前の記者会見で、人事院が「内閣人事・行政管理局」への機能統合に反対し、同日朝に予定されていた政府の国家公務員制度改革推進本部会合への出席を拒否したことを明らかにした。会合はこの出席拒否もあり開かれなかった。

 甘利氏は「首相が主宰する会議に役人が出ないとは、あり得ない話だ。人事院はそんなに特殊な存在なのか」と批判した。

 政府筋によると、人事院の谷公士総裁は29日、甘利氏に電話で「(人事に関する企画立案部門の)統合は憲法違反になる。一歩も引けない」と伝え、会合を欠席する意向を通告した。甘利氏は自民党行政改革推進本部が、国家公務員制度改革のスケジュールを示す政府の「工程表」修正を求めたことも踏まえ、30日の会合で工程表を決定する日程を週明け以降に先送りした。

 甘利氏は会見で「人事院のお墨付きがないと公務員制度改革ができないなら、永遠にできない」と述べ、人事院の同意がないままでも工程表を決定する考えを強調した。

2009/01/30 11:53 【共同通信】



今の日本は、民主主義でなくて官僚主義の国なんだと実感されられます。そして当の官僚たちにはその実感はないんでしょうね、加害者、当事者意識が薄く、被害者意識が強いのも日本人の特徴ですから。
いや、すごいニュースです。

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狩場山を調べるためカシミールの50mメッシュ地図表示で火山地形を見ていたらなかなか面白いので2、3例を。

1.男体山:北西に流れた新しい熔岩流がくっきり、三岳の熔岩も
2.浅間山:とにかくいま創られている地形なのでつるんとしていて沢があまりない、北側に流れた鬼押出熔岩もくっきり
3.妙高山と黒姫山:山頂の小カルデラと中央丘の二重地形がくっきり
4.男体山、戦場ヶ原の地質図
5.浅間山の地質図
地形図はカシミール3Dで作成、地質図は旧地質調査所20万分の1地質図「日光」「長野」を使用

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道南の島牧村と瀬棚町を境する茂津多岬付近の海岸に(駐車帯のあるところ)縞状を呈する安山岩熔岩があります。
↓に茂津多岬の縞状熔岩をホームページに載せました。無駄に写真が多いです。
http://www.egeo-jp.com/geosite/0812mottamisaki/0812mottamisaki00001.htm

ご指摘があった狩場山はこんな山です。狩場山は第四紀の火山ですが更新世の活動なので開析進んでいて元地形が良くわかりませんが、秋田県の鳥海山に似た、北西向きに開いた噴火口があるように見えます。

1.茂津多岬と狩場山の地形
2.鳥海山の地形
3.茂津多岬の縞状熔岩
地形図はKasimir3Dを用いて作成。

分野が限られているようで、結構幅が広い。
ここ2、3日はサービス仕事で、宝の持ち腐れになっていた2次元FEM解析ソフトを使ってせん断強度低減法による法面安定の解析の勉強をしていました。これが変形の進行をアニメでも見れたりしてなかなか面白い。しかも、作業自体が通常の極限平衡法の安定解析よりも楽です。後日何らかの形でUPしたいです。
また、このように市販のソフトで簡単に解析できるようになって痛感したのが、”地質屋の仕事はパラメータの設定と結果の解釈”だということです。パラメータの設定によって結果はどうにでもなるので、パラメータを吟味しない解析は文字通り”絵に描いた餅”に過ぎない。実際の現象について何も知らない人(例えば事務のアルバイトさんとか)がソフトを回しても結果は出るのでそれが一人歩きするのはおっかないです。
FEMの理論については最低限のことは知っていなければならないし、より深く理解していればそれに越したことはありませんが(というよりほとんど知らないので岩盤力学ともども詳しい知人に聞きまくっています)、プログラムの中身についてはプロに任せればよい。

他に朝から調べたいと思ったことがらは、
*シンプレクタイト(顕微鏡レベルの岩石学)
*地盤の初期応力(岩盤力学)
他にも、あそこの火山岩の産状について教えてもらわなければ、落石シミュレーションの勉強会の案内が着たけどとうしよう、シークエンスについて勉強するんだったな、構造地質学の本を少しずつ読むのを日課にするはずだったが..etc

と専門分野だけでこれだけごちゃごちゃありますから、日常のことも合わせると時間はいくらあってもたりません。

今年はより良い年でありますように!

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