自営の地質調査技術者 渡邊良夫 yupauta2013@gmail.com http://www.egeo-jp.com/ https://www.facebook.com/yoshio.watanabe.1272 https://www.youtube.com/channel/UCl8RTBofvJNU7NyZmR2zwAw
群馬県の吾妻川上流、浅間山の北麓には嬬恋湖成層という粘土を主体とした第四紀更新世の湖成層が分布している。
群馬県吾妻郡嬬恋村大笹
2010年8月10日撮影

国土地理院東吾妻
青で囲った範囲が第四紀更新世の嬬恋湖成層と中之条湖成層の分布域。
赤矢印のように流下した浅間山、白根山、子持山、榛名山の火山噴出物やその二次堆積物に吾妻川が閉塞されてできた湖の堆積物である。

地質図navi東吾妻
地質調査所のシームレス地質図に加筆。

嬬恋湖成層層序表-2
参考資料:5万分の1地質図幅「草津」1957年地質調査所、表層地質図「草津」1999年群馬県


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門貝層の大露頭。上部は嬬恋湖成層のはずだが境界は良くわからない。門貝層は固結粘土、砂、火山噴出物からなり他の露頭の嬬恋湖成層より固結している印象。
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嬬恋湖成層。砂と泥が細互層する。湖底地すべり等による擾乱を受けて層理が乱れている。
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嬬恋湖成層。粘土主体。下部は湖底地すべり等による擾乱を受けて層理が乱れたりブロック化している。
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嬬恋湖成層。粘土。中央部の層は湖底地すべり等による擾乱を受けて層理が乱れたりブロック化している。
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嬬恋湖成層。粘土主体で砂をレンズ状に挟む。木片を含む。
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嬬恋湖成層の大露頭。粘土主体。砂と砂礫層を挟む。最上部に浅間山の追分火砕流堆積物が乗る。
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嬬恋湖成層の大露頭。粘土主体。砂と砂礫層を挟む。

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渡邊良夫_Yoshio Watanabe

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